大学紹介

看護学部・看護学科

3つのポリシー

1.ディプロマ・ポリシー(卒業の認定に関する方針)

看護学部看護学科では、所定の単位を修得し、以下に挙げることを身に付けた学生に卒業を認定し、学士(看護学)の学位を授与する。

  • (1)看護専門職者として専門知識・技術・実践力、問題解決能力・思考力を身に付けている。
  • (2)看護専門職者としてコミュニケーション・スキルを有し、自己成長する力を身に付けている。
  • (3)看護専門職者として豊かな人間性を備え、高い倫理的態度を身に付けている。
  • (4)看護専門職者としてこれまでに獲得した知識・技術・創造的態度を総合し、地域社会に貢献する力を身に付けている。

2.カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

看護学部看護学科の教育目的「地域社会に貢献できる専門知識と実践能力を有し、グローバルな視点を持ち生命に対する畏敬の念と倫理観に基づいた行動ができる感性豊かな人間を育成することを目的とする」を達成するために、次のことを意図したカリキュラムを編成する。また、選択型教育課程における特色として7つのコースを配置する。

(1)学修方法 授業は、講義、演習、実験、実習、実技のいずれかにより、アクティブ・ラーニングを取り入れ、実践を通した学修を行う。
また、授業ごとに週1~2回の予習復習を行うこととする。
(2)学修内容 1)初年次には,「スタートアップセミナー」及び「フレッシュマンセミナー(文化に生きる)」を必修とし、学修方法や大学生活に必要な知識・技能・表現力の修得及び広島文化学園大学の学生としてのアイデンティティの涵養を図る。また、キャリア形成力育成の為にキャリアデザイン科目を配置する。
2)グローバルな視点に立ち、感性豊かで倫理観に基づいた行動がとれるための教養教育を、基礎科目の人文社会科学系科目に配置する。
3)基礎科目の医療自然科学系に人体構造と機能、疾患理解のための科目を配置する。
4)地域社会における問題理解のための基本的視点・考え方を教養教育科目の領域科目・情報科目として配置する。
5)専門科目の基礎看護学・実践応用看護学・専門領域看護論・看護研究を配置する。また問題解決能力の獲得とキャリア形成に応じて各選択コースの指定の科目を配置する。
6)看護専門技術を展開するために必要な科目と演習、看護実践能力を高めるための実習科目を配置し、地域社会に貢献できる力を修得する。
(3)学修成果の評価 ディプロマ・ポリシーに示す4つの区分ごとに最終到達目標と卒業時到達度をカリキュラムマップで示し、各授業科目の単位認定によりその達成状況を評価する。
なお学修成果を総合的に判断し評価する指標として、GPAを活用する。

3.アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)

看護学部看護学科の教育目的を理解し、ディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーを踏まえて、入学後の修学に必要な基礎的能力、コミュニケーション力、及び目的意識と学ぶ意欲を持ち、入学を希望する次のような人を、多様な入学者選抜方法により受け入れる。

  • (1)高等学校の教育課程である国語・数学・理科の基礎科目を幅広く習得し、入学後の修学に必要な基礎学力を有している。
  • (2)高等学校までの履修内容を通じて、聞く・話す・読む・書くというコミュニケーションの基礎的な能力を身に付けている。
  • (3)主体的に学習できる姿勢を持ち、予習・復習等の学習時間を確保する習慣がある。
  • (4)高等学校の部活等で対人関係作りの基礎づくり経験があり、感性豊かで、人と関わりあうことが好きである。
  • (5)看護職に就き、社会貢献したいという明確な意思を持ち、ボランティア経験や地域社会における体験活動に参加したことがある。

アセスメント・ポリシー

看護学部看護学科では、3つのポリシーの評価を組織的に行い、教育・研究の質の向上に取り組んでいる。
その目標実現のため、成績評価をはじめ、入学時準備教育参加率、新入生用アンケート調査、基礎学力テスト、選択コース別希望者状況の分析、進路決定状況調査、国家試験結果、卒業時学修満足度調査、及び卒業後調査を用いて、学生の学びの成果に関するアセスメントを行う。