TOPICS

卒業生が「広島刑務所・刑務官」採用試験に合格

2024-05-30 スポーツ健康福祉

人間健康学部の卒業生である渡辺空良さん(第2期生、広島県立宮島工業高等学校出身)が「広島刑務所・刑務官」採用試験に合格しました。以下、渡辺さんのコメントとなります。

Q1 受験しようと思った背景を教えてください。
 元々消防士を目指していましたが、通っていた塾で刑務官の説明があったことをきっかけに、仕事としてやってみたいと思い受験しました。刑務官の仕事内容は、受刑者の更生や指導などがあります。大学で学んだスポーツや福祉分野での授業を通して、支援が必要な方へ指導する事の大切さや、人との接し方等を学んだことを、刑務官としての仕事に活かせると思い受験しました。


Q2 合格に向けて,どのような準備をされましたか?
 筆記試験と体力試験、面接試験があるので、そこをしっかり準備しました。とりあえず筆記試験に合格しないと何も始まらないので、そこを重視して取り掛かりました。体力試験は元々野球をやっていたので心配することはなかったですし、人並みにできたら心配することはないです。面接は過去にどのようなことを聞かれたかを塾の先生や今まで受験してきた方々の資料を参考に対策しました。


Q3 広島文化学園大学での学びについて感想をお聞かせください。
 私が大学での授業で印象があるのはアダプテッドスポーツです。特に、障害のある方々に運動や遊び等を考えたりする事は、この大学に入らないと体験できないことだと思います。障害のある方々のスポーツの可能性について深く学び、その具体的な支援を考えたり、体験したりすることができたことは、とても良い学びの時間になりました。


Q4 今後の目標や後輩たちへの激励メッセージをお願いします。
 私はスポーツが好きで特に野球を続けてきました。小さい頃から勉強をしてきたとは言えませんが、ある日突然、自分のやりたいことを見つけた時からやる気が出たように感じます。そんな時、人はかなりの力が出せると思います。やればできるし、やらなかったら一生できません。学生の頃はいろんなことにチャレンジしてみると良いです。チャレンジすることに期限はないので、やりたいことをとことんやりましょう。私も、今後の人生において、いろんな目標に向かって頑張りたいと思っています。お互い目標持って頑張りましょう。