【授業 Pick Up】アドバンストセミナーI 専門職見学(小学校見学)
子ども学科では、1年次に小学校、認定こども園、特別支援学校において「専門職見学(観察実習)」を行い、1年間をかけてじっくりと自分の将来就く仕事について考え、2年生におけるコース選択をスムーズに行うことができるようにしています。
2024年10月7日(月)、広島市立長束西小学校と広島市立長束小学校に協力いただき、専門職見学を行いました。小学校に着くと、まず教頭先生から、見学での諸注意を伺った後、学生はそれぞれ担当するクラスに入り、観察実習に取り組みました。
学生は、先生の子どもたちへの声かけに耳を傾けたり、笑顔で子どもたちに応えたりしながら、熱心に教室内や子どもたちの様子を観察し、メモをとっていました。 短い時間でしたが、見学が終わり、子どもたちの心のこもった見送りを受け、学生たちは去りがたい気持ちを押さえながら、帰路につきました。
今後、今回の見学で学んだことを学修や、将来の進路選択に生かしてくれることと思います。
来月には認定こども園、年明けには広島特別支援学校を見学させていただく予定になっています。
まずは全員で教頭先生からの諸注意を伺いました
各自担当のクラスに入り、自己紹介をして児童からの質問に答えました
教室内の掲示物についても観察しました
先生の声かけや児童たちの反応について熱心にメモをとりました
音楽の授業では児童のピアニカ演奏を聴くことができました
【学生の感想】
私は、小学校見学で特別支援学級と普通学級の両方を見学させてもらいました。まず、特別支援学級では、児童が集中して勉強できるように、授業中など他の物に気が散らないように掲示物はなるべく教室の外にはってあり、教室の中にあるものは机といすとロッカーだけというイメージでした。
また通常学級では、稲刈りについての感想を書く時間でした。児童が感想を書いている間、先生は各机を回り、手が止まっている子がいたらヒントをあげたり、よい感想を書いている子がいれば褒めてあげたりしていました。
今回の小学校見学で私が感じたことは、先生方は児童のことを一番に考えているということです。小学生の頃とは違う視点で体験させてもらえたため、とてもよい経験になりました。