【授業 Pick Up】アドバンスト・セミナーII 障害のある子どもの困難の疑似体験(2)
2025-07-21
子ども
アドバンスト・セミナーIIでは、障害のある子どもの困難さを疑似体験して理解する授業を2回にわたって行っています。
2回目は、まず最初に身体に強く力が入った状態や、急に身体の力が抜けてしまう状態を体験しました。学生からは「力が入りすぎたり、急に抜けたりすれば、立ったり、歩いたりは難しい。これが毎日続いているの大変なことだ」などの感想が聞かれました。
次に、両手の指を組んで指のコントロールが難しくなる体験をしました。一人の学生が、もう一人の学生に「ここの指を動かしてください」と言いますが、それだけでは指定された指を動かすことができません。「動かしたいのに、うまくできない。どうしてよいかわからない」と言った声が聞かれました。そこで、指を軽く触れながら「ここの指を動かしてください」という指示に変えると、なかなか動かせなかった指が動きます。「あれ? この指だけが動かせた! 」と驚きと感動の声がもれていました。
最後は、軍手を二重にはめて、手指の先の感覚が弱い子どもの体験をしました。その状態で紙を折ったり箸で物をつかんだりしましたが、なかなかうまくできません。そこでさらに大人役となった学生が容赦なく子ども役の学生に言います。「ほら~、何してるの?。早くしなさいよ~。ほら~」と。子ども役の学生からは「なんか、あせるし、言われてもできないし、そわそわする、悲しくなる」「横で言われると、だんだん、腹が立ってきて、怒りたくなってくる」といった感想が聞かれました。
困難さを共有した学生からは「まずは見守り、様子を見ることからだ」というまとめの意見が出されていました。
足の力が急に抜ける
筋緊張が強いと身体が動きにくい
紙が上手く折れない
困難さの共有
指のコントロールが難しい
箸で上手くつかめない