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令和7年度 看護研究論文発表会(卒業研究発表会)

2025-10-30 看護 呉 阿賀キャンパス

 

看護学部では、秋の訪れを告げる金木犀(キンモクセイ)が香る10月30日(木)に24期生である4年生による「看護研究発表会」を開催しました。学生たちは3年次後期から約1年間かけて、各自で設定した研究課題に取り組み、その集大成となる論文を発表しました。


発表会には3年生も参加し、発表会運営のサポートにあたりました。また、先輩たちの発表を熱心に聴講しました。

 

開会式は、坂越学長と松元副学長をお迎えして執り行われ、山内学部長より学生たちへ激励のメッセージが送られました。
 

「自己研鑽を続け、大学での学びを基盤に、新たな学びへとつなげてほしい。看護職はチームワークが求められる職種です。自分の考察を周りにしっかり伝えられるよう、発表してください。」


学生たちは、これまでに学修した「看護研究概論」や「看護研究方法論」の講義を基盤として、臨地実習で生じた疑問や、身近な関心事、あるいは看護に関する課題に焦点を当て、自らテーマを選定しました。研究計画書の作成から、調査、分析、検討を経て、一つの論文として結実させました。
この看護研究を通じて、学生たちは科学的な視点を養い、自己の研究課題を深く掘り下げるという、貴重な経験を得ることができました。


発表会では、3年生からの質問に対して、4年生の発表者が専門知識を持って応じる活発な質疑応答が交わされ、互いに刺激を受け合う大変有意義な学びの場となりました。
 

4年生たちは、この経験から得た「探究心」と「論理的思考」を、未来の看護専門職者としての一歩へと確かに繋げていくことでしょう。

  • 学長と副学長をお迎えして
  • 緊張しながらの発表
  • 活発な質疑応答
  • キャンパスの秋(金木犀)