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カフェ「Kalmia(カルミア)」オープン

2021-11-18 コミュニティ生活

フードコーディネーターをめざす2年生たちが、毎年大学祭(通称、あかね祭)開催の2日間、あかねカフェを開いています。この企画は、「カフェプランニング」や「イベントプランニング」などの授業を通して、提供する料理、店舗のインテリア、テーブルコーディネートなどを学生が一から作り上げていきます。しかし、昨年に続いて今年も新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からあかね祭が中止となり、あかねカフェを開くことができませんでした。

そこで、自分たちの学修の成果を発表する場として、新型コロナウイルス対策を万全としたうえ、受講生の保護者と教職員を対象とした完全予約制のカフェを開きました。カフェのコンセプトは「一人でくつろいで、笑顔になれる空間をつくりたい」に決まり、ナチュラルな空間づくりを目指しました。また店名は「さわやかな笑顔」という花言葉をもつ“カルミア Kalmia”としました。
予約時にメインメニュー(絶品デミバーグor海香るほうれん草のカレー)とデザートメニュー(抹茶ティラミスorモンブランタルト)をご注文いただき、ドリンク(コーヒー・カフェラテ・ストレートティー・ウーロン茶)は当日選んでいただきました。来店された27名のお客様からは「心地よい空間で食事を楽しむことができました」「素敵なひと時を過ごさせていただき心から感謝しています」といった言葉や、今後の成長に役立つ言葉をいただきました。お越しくださいました皆様、ありがとうございました。

座席指定の完全予約制で実施したカフェ「Kalmia」

【学生の声】

2年の前期からこのカフェについて話し合いを繰り返してきました。外部の講師の方にもお話を伺いながら、1からカフェについて今日まで学んできました。いろいろと試行錯誤しながら今日のカフェの雰囲気や料理を作り上げることができ、様々な力を身につけることができたと実感しています。出来たので、卒業制作パーティでもこれらを活かしていきたいです。

田村 彩花 さん(広島県・呉市立呉高等学校出身)

私は海香るほうれん草のカレーを担当しました。最初は改善点も多かったのですが、盛り付け方を工夫したり、具材を入れる際にひと手間加えたりなど、試作によって改良を重ねました。その結果、自信を持って提供できるおいしいカレーが完成し、嬉しく思います。食べに来てくださる方のことを考えながら作るのは楽しかったです。仲間と共にカフェを開いたことは、私にとってかけがえのない経験になりました。

多田 宇見 さん(山口県立華陵高等学校出身)

初めて自分で1から何を作るか、それをどのようなコンセプトで完成させるかを考えました。何度も試作をして、その度にどのようにしたらもっと良い物になるのか、もっと美味しくなるのか、考えるのが大変でした。しかしその甲斐あって、カフェ当日は今までで1番美味しく、見た目も良い「デミバーグ」を作ることができました。食べていただいた方に、「美味しかったよ」と言われると、頑張って良かったなと思ったし、とても嬉しかったです。

水田 楓 さん(広島県瀬戸内高等学校出身)

  • コロナ対策を万全におもてなし
  • カルミアの紹介とメニュー表
  • 絶品デミバーグと抹茶ティラミス
  • 海香るほうれん草のカレーとモンブランタルト
  • メッセージカードを使ったテーブルディスプレイ
  • 手作りのカルミアの造花を愛でながら